~「国学」は町人や庶民が唱えたものでした
歴史からこぼれおちた国学の精神~
本日ご紹介するのは、「国学を学びたい初心者にとって読みやすくて面白い!」と好評で重版にもなりました、『やさしく読む国学』です!
国学とはなんだろう?日本や日本の文化とはいったいなんだろう?そんな疑問にやさしくお答えし、好奇心を刺激する1冊に仕上がっております!
▼はしがき(なぜ、いま国学を語るのか)より一部引用
皆さんは「国学」と聞くと、どのような印象をお持ちでしょうか。まず第一に、「古典」ではないでしょうか。古典と聞くと古臭いとか、高校時代に古典文法でしぼられたイヤな思い出を連想するかもしれません。
「国学」は決して古臭い学問ではありません。事実、江戸時代の儒教一辺倒の時代に、日本国の独自の文化を見つめ直すべきだとした「新しい総合的な学問」でありました。それも幕府など権力者側の人が言ったものでもなく、一介の町人や庶民が唱えたものでした。「国学」は町民や庶民階級の人々の身近な学問だったのです。
この本は「日本とは何か」「日本の文化とは何か」といった問いかけをした国学者の足跡を追っていきます。日本とは何かー。わかっているようで、実はわからないのではないでしょうか。そこから何かしらの回答が得られたら有意義なことだと思うのです。
平成の今日、国学者が見つめたわが国への温かいまなざしを改めてご一緒に感じてほしいのです。
【国学初心者の方が楽しんで読める内容!】
・蝶はテフ、鳥はテウー仮名遣いの矛盾点
・偽書も出回るほど売れた国学者の出版事情
・篤胤はキリスト教の禁書を読んでいた!?
・篤胤が夢中になって記した臨死体験
・国学にはない”政権奪取””他国侵略”
・山桜の美を日本人の情に重ね合わせた宣長
など、ついつい気になってしまう内容が盛りだくさんです!
興味がわいた方はぜひ!
▼書籍詳細
https://www.ebisukosyo.co.jp/item/171/

2018-05-01 16:59:57
日本の歴史
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