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中世武士選書37 島津貴久―戦国大名島津氏の誕生

新名一仁 著
2017年4月刊行
四六判/並製/241頁

島津本宗家の家督をめぐる骨肉の争いや、国人たちとの血みどろの領土争いに勝利し、薩摩を統一した島津氏中興の祖。 複雑な政治情勢をていねいに整理し、新たな戦国史像を提示する。

  • 中世武士選書37 島津貴久―戦国大名島津氏の誕生

  • ISBNコード

    978-4-86403-242-1

  • 販売価格

    2,500円(税抜) 2,750円(税込)

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  • 【目次】
    第一章 室町期の島津氏と「三州大乱」
    1、室町期の島津本宗家と御一家 一六世紀初頭の状況/島津奥州家の三州統一とその全盛期/ 領国内国人の三区分と島津姓御一家の成立/島津相州家の成立と伊作氏の移封
    2、戦国時代の到来 島津忠昌の家督継承と桜島大噴火/文明八・九年の争乱/ 島津氏「一家中」一揆/文明一六・一七年の争乱と戦後処理/
    3、島津忠昌の自害と「三州大乱」 明応の争乱/島津忠昌の自害と三州大乱/
    4、島津相州家忠良の台頭と貴久の誕生 伊作忠良の誕生と相州家継承/島津貴久の誕生とその背景/ 永正一七年の四か国国衆同盟/四か国同盟の崩壊/

    第二章 島津本宗家家督の継承戦争
    1、奥州家忠兼から島津貴久への家督移行――近世の認識 近世編纂物が記す家督移行と悔返/「貴久記」の記述と信憑性/
    2、貴久家督継承の真相 奥州家忠兼と薩州家実久/島津奥州家老中の交替/ 島津相州家と奥州家忠兼/虎寿丸への「国譲」と元服準備/
    3、奥州家勝久の復権と薩州家実久の台頭 「国譲」の影響と奥州家忠兼の悔返/忠良・虎寿丸の田布施撤退/ 大永末年の大隅中部情勢/大内義興の和睦勧告と享禄二年の和平会議/ 相州家の和平会議参加/貴久の初陣と奥州家勝久の出奔/ 薩州家実久の守護就任と新納氏の没落
    4、島津貴久の「太守」就任 島津義久の誕生と入来院氏/奥州家勝久との連携/加世田攻略/ 紫原合戦に勝利し薩摩半島を統一/老中制度の確立/市来攻略と相州家一瓢斎の死/ 島津貴久の「太守」化/

    第三章 大隅国への進出
    1、一六世紀前半の大隅・日向情勢 大隅国府周辺の状況/北郷・豊州家両氏の日向南部制圧/ 伊東義祐の家督継承と飫肥進攻の開始
    2、生別府・加治木をめぐる攻防 反相州家十三人の蜂起/加治木城攻防戦と生別府開城/
    3、有力御一家による守護承認と本田氏の自立 伊東勢による飫肥進攻の本格化/北郷・豊州家らによる守護承認/ 参議町資将の下向/本田氏の官位獲得運動と自立化/有力国衆の官位獲得/
    4、大隅国府周辺の平定 本田氏「錯乱」と伊集院忠朗の大隅出兵/本田・北郷両氏との和睦成立/ 本田氏の没落、大隅国府周辺の制圧
    5、加治木進攻と島津貴久の修理大夫任官 北郷氏と島津豊州家の一体化/貴久の加治木進攻/黒川崎での鉄砲実戦使用の実否/ 御内(内城)への移住/大隅八幡宮を再建する/島津貴久の修理大夫任官
    6、大隅国姶羅郡の平定 一族間同盟の成立/義久・義弘・歳久の初陣となった岩剱合戦/ 帖佐攻略と大隅正八幡宮の神慮/苦戦を強いられた蒲生攻略/地頭衆中制の確立

    第四章 島津貴久と対外関係
    1、島津領国と海外諸勢力 一六世紀前半の南九州海域/奥州家勝久と貿易利権/要港坊津を掌握する
    2、種子島氏と鉄砲伝来 種子島氏と島津氏種子島氏の内訌/「鉄砲伝来」はいつか/種子島氏の鉄砲外交/
    3、キリスト教の伝来とザビエルとの会見 フランシスコ・ザビエルの鹿児島来航/貴久とザビエルの会見/ ザビエルとの会見場所はどこか
    4、ポルトガル船誘致活動 鹿児島を退去するザビエル/キリスト教布教とポルトガル商船/ ポルトガル人傷害致死事件の背景/貴久によるキリスト教保護/

    第五章 義久への家督継承
    1、肝付兼続の離反と弟忠将の死 島津名字使用の制限/伊東氏の飫肥進攻と肝付・北郷両氏の抗争/ 将軍足利義輝の和睦仲介/肝付兼続の離反と島津忠将の討ち死に/ 飫肥城陥落/北原氏の内紛と真幸院接収
    2、義久への家督継承と正統性 貴久・義久の連署起請文/陸奥守・修理大夫任官とその背景/ 忠久以来の嘉瑞/貴久の隠居と出家
    3、晩年の貴久――薩摩統一 菱刈への電撃的進攻作戦/島津薩州家の従属/父・日新斎の死/ 大口城の開城と渋谷一族の帰服/貴久の死
    4、貴久の周辺 貴久の親族/父・日新斎の「呪縛」/和歌・連歌を嗜む/

    おわりに――貴久が目指したものと義久への教訓

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