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シリーズ・中世関東武士の研究 第28巻 熊谷直実

高橋修 編著
A5判・並製・364頁
2019年7月中旬刊行

鎌倉時代、武蔵国熊谷郷(埼玉県熊谷市)を本拠に数々の戦場で先駆けを遂げつつ、訴訟で負けそうになると源頼朝に証拠書類を投げつけ突然出家・出奔し、法然の弟子となるなど様々な逸話を残した熊谷直実(法名は蓮生)の劇的な生涯に迫る。本書では、熊谷直実の人物像や、武蔵国熊谷郷に本領を置いていた時期の熊谷氏の動向に関する、研究史上、重要な意義をもつ論文13本を選び収録し、冒頭には編者による研究史や研究の到達点をテーマごとに整理した総論をおさめる。
 

  • シリーズ・中世関東武士の研究 第28巻 熊谷直実

  • ISBNコード

    978-4-86403-328-2

  • 販売価格

    7,000円(税抜) 7,700円(税込)

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  • 【目次】
    第1部 熊谷直実の生涯
    Ⅰ 熊谷直実の出家と往生とに関する史料について――『吾妻鏡』史料批判の一事例(林 讓)                     
    Ⅱ 熊谷直実の出家に関する一考察――問注所の移転をめぐって(森内優子)
    Ⅲ 熊谷家文書「熊谷蓮生譲状」の再検討(大井教寛)
    Ⅳ 鶴岡八幡宮領武蔵国熊谷郷における請所(大井教寛)

    第2部 蓮生と法然
    Ⅰ 熊谷直実の吉水入門をめぐって(福田行慈)
    Ⅱ 吉水入門後の熊谷直実について(福田行慈)     
    Ⅲ 熊谷直実宛源空書状について(福田行慈)        
    Ⅳ 熊谷直実の救済の論理と法然教――伝承のはざまにて(松井輝昭)
    Ⅴ 清凉寺迎接曼陀羅と上品上生往生願(吉村稔子)

    第3部 その後の熊谷氏
    Ⅰ 安芸熊谷氏に関する基礎的研究(錦織 勤)
    Ⅱ 鎌倉御家人熊谷氏の系譜と仮名(柴崎啓太)
    Ⅲ 熊谷氏の系譜と西遷について(大井教寛)
    Ⅳ 塩津地頭熊谷氏と空谷明応と長生宗久尼――『菅浦文書』と『大徳寺文書』との接点(加藤正俊)
    付 録 熊谷直実(蓮生)関係文書(高橋修 編)
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