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講座 近代日本と漢学 第6巻 漢学と近代文学

山口直孝/編
2020年4月下旬発売
A5判/並製/カバー装/301頁

江戸時代後半期に明確な輪郭を現した「漢学」という学問を通時的・多面的にとらえることで、日本の近代化の特色や問題点を探り、「近代日本漢学」という学問領域の構築を目指す、「講座 近代日本と漢学」シリーズ。
第6巻では、「近代文学」をキーワードに、文学者たちの教養の淵源や、作品や表現が何に着想を得たものかを明らかにし、近世から近代への連続相における文芸史を浮かび上がらせる。

  • 講座 近代日本と漢学 第6巻 漢学と近代文学

  • ISBNコード

    978-4-86403-346-6

  • 販売価格

    3,000円(税抜) 3,300円(税込)

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  • 【目次】
    第Ⅰ部 漢学と近代文学の胎動
     第一章 幸田露伴における漢学――元曲受容の近代 関谷博
     第二章 森鷗外の漢文訓読観――「自然に背きたる調」は「陰の仕事」 古田島洋介
     第三章 依田学海における白話小説の試み――秋風道人「新橋佳話」の写実と寓意 楊爽
    第Ⅱ部 漢学との隔たり――文学者の模索
     第一章 正岡子規と漢詩文――その受容と実践 田部知季
     第二章 田山花袋と漢学――創作の淵源にあるもの 伊豆原潤星
     第三章 永井荷風と漢学――『下谷叢話』の表現 多田蔵人
    第Ⅲ部 材源としての漢学――創作への反映
     第一章 武者小路実篤と漢学――勘解由小路家・高島平三郎からの影響と『論語私感』 瀧田浩
     第二章 ディレッタント芥川龍之介の漢学――「酒虫」・『聊斎志異』・「寒山拾得」 須田千里
     第三章 佐藤春夫と白話小説――『玉簪花』の試行 河野龍也
    第Ⅳ部 現代文学における漢学の継承
     第一章 中島敦における漢学――典拠受容と創作 渡邊ルリ
     第二章 石川淳――「論語」素読から考証学・シナ学まで 山口俊雄
     第三章 大西巨人と漢詩文――『神聖喜劇』を中心に 山口直孝

    【研究の窓】
    谷崎潤一郎と漢学──オリエンタリズムの圏外 伊豆原潤星
    山本有三と漢学 平崎真右
    澁澤龍彦の後期小説における漢文学の影響 杉浦楓太
     
     

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