×

CATEGORY

CATEGORY

MENU

HOME»  日本の歴史»  図説 六角氏と観音寺城 〝巨大山城〟が語る激動の中世史

図説 六角氏と観音寺城 〝巨大山城〟が語る激動の中世史

新谷和之/著
2022年12月下旬刊行
A5判/並製/160頁

南北朝内乱で足利尊氏を助けた氏頼、義尚・義稙二代の将軍から追討を受けた高頼、義晴期幕府の重鎮となった定頼、織田信長と対決した義賢。
宇多源氏佐々木氏の惣領として、鎌倉から戦国まで湖東を治めた名族・六角氏と本拠観音寺城の歴史を50のトピックで解説。
多数の図と写真で構成し、観音寺城のガイドブックとしても便利な1冊。

日本を代表する大城郭がなぜ近江に誕生したのか!?

  • 図説 六角氏と観音寺城 〝巨大山城〟が語る激動の中世史

  • ISBNコード

    978-4-86403-458-6

  • 販売価格

    2,000円(税抜) 2,200円(税込)

  • 購入数

カートに入れる(大)

  • 【目次】
    第一章 近江守護六角氏の歩み
     01 近江に勢力を振るった佐々木氏の惣領/02 延暦寺領だった名字の地・佐々木荘/03 守護所、小脇館の景観と開発/04 西国三十三所霊場として栄えた観音正寺/05 南北朝期の観音寺城と軍勢駐留/06 近江国支配の〝クサビ〟となった京極氏/07 将軍の逆鱗に触れ近江守護職を解任/08 観音寺山の用益をめぐり大騒動

    第二章 相継ぐ戦乱と居城の整備
     01 文安の内紛、伊庭氏の台頭/02 応仁・文明の乱で分裂する佐々木一門/03 戦乱でたびたび落城した観音寺城/04 足利義尚による第一次六角征伐/05 足利義稙による第二次六角征伐/06 行政拠点だった「守護所」金剛寺/07 足利義澄を支持し義稙方と戦う/08 たび重なる重臣伊庭氏の反乱/09 山麓の石寺を城下町として整備

    第三章 領国支配体制の確立
     01 六角氏の支配領域と分立する地域権力/02 家臣団統制と築城の規制/03 京極氏を擁する浅井亮政と激突/04 軍事的に重要だった境目の城/05 発給文書の変化にみる六角氏権力/06 観音寺城内に屋敷があった家臣は誰か/07 裁許を求めて登城する領民たち/08 六角氏は日本初の楽市令制定者?

    第四章 畿内の政局を左右する六角氏
     01 将軍義晴政権の重鎮となった定頼/02 天文法華の乱の和睦を取りなす/03 足利義輝の元服で加冠役をつとめる/04 諸大名との婚姻による連携強化/反三好包囲網の主力になる/06 外交を担う家臣たちの人脈/07 観音寺城を訪れる公家・寺僧たち/08 観音寺城で盛んに開かれた連歌会

    第五章 名城・観音寺城の構造
     01 交通を掌握できる近江の中心地/02 無数の削平地はどこまで城跡か/03 複数の登城道と見付が意味するもの/04 山上に築かれた二階建ての御殿/05 威光を示す高度な石垣技術/06 城域に「聖地」を取り込む/07 山麓に多数配置された屋敷地と城下町/周辺城郭にみる観音寺城の規範性/09 観音寺城の防御を担った周辺城砦群

    第六章 滅亡、観音寺城のゆくえ
     01 勢力減退の契機となった観音寺騒動/02 分国法・六角氏式目の制定/03 織田信長襲来、観音寺城から没落/04 浅井・朝倉と結んだ反信長軍事行動/05 近江退去後の苦難、子孫は加賀藩士に/06 信長の安土城と六角氏・観音寺城/07 山上に戻った近世の観音正寺と石寺/08 観音寺城跡の保存整備と史跡指定

    コラム 京都六角の地に置かれた守護屋敷/生前移譲が珍しかった家督継承/中世の惣村文書にみる領民との向き合い方/琵琶湖の湖上交通を盛んに用いた六角氏/一乗谷城等が観音寺城に「似ている」わけ/滋賀県立安土城考古博物館


     

関連商品

お問い合わせ

戎光祥出版へのお問い合わせはこちら

03-5275-3361

03-5275-3365

営業時間 9:30~18:30
定休日 土・日曜日、祝日

お問い合わせ