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シリーズ・中世関東武士の研究 第38巻 佐竹義重

中根正人/編著
2024年6月上旬刊行
A5判/並製/398頁

「坂東太郎」「鬼義重」の異名で語られ、戦国大名北条氏や伊達氏と激しく争い、関東や南奥州に大きな影響を及ぼした佐竹義重。
本書では、佐竹義重の権力・領国支配・合戦・史料に関する重要論考14本と義重期の佐竹氏研究をまとめた総論を収録し、佐竹氏研究の到達点を示す。東国の戦国史を語るうえで欠かせない佐竹義重の動向を解き明かしていく。
 

  • シリーズ・中世関東武士の研究 第38巻 佐竹義重

  • ISBNコード

    978-4-86403-530-9

  • 販売価格

    7,000円(税抜) 7,700円(税込)

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  • 【目次】

    総論 二〇一〇年代の義重期佐竹氏の研究論文と本書掲載論文の紹介  中根正人

    第1部 義重期の佐竹氏権力          
     Ⅰ 戦国大名佐竹氏の領国形成と支配構造  奥野中彦
     Ⅱ 戦国大名から近世大名へ――佐竹氏について  福島正義

    第2部 領国支配と家臣統制  
     Ⅰ 戦国大名佐竹氏の家格制  今泉 徹
     Ⅱ 常陸佐竹氏における官途  木下 聡
     Ⅲ 佐竹氏の常陸統一と北関東諸氏の縁組  今泉 徹

    第3部 合戦と周辺勢力
     Ⅰ 戦国大名佐竹氏の南奥進出過程――東国戦国大名と民衆  奥野中彦
     Ⅱ 佐竹氏の南奥経略と佐竹義広  小豆畑 毅
     Ⅲ 関宿合戦の諸段階――佐竹・宇都宮氏の動向を中心に  今泉 徹
     Ⅳ 戦国期領主佐竹氏と「東方之衆」  市川悠人

    第4部 義重関係文書の研究
     Ⅰ 佐竹義重・義宣と東家一族の花押  新田英治
     Ⅱ 佐竹義重室伊達氏の黒印状  今泉 徹
     Ⅲ 東京大学史料編纂所蔵『佐竹義重等誓紙写』について  佐々木倫朗
     Ⅳ 史料紹介 秋田県立博物館所蔵「赤坂文書」  鈴木 満
     Ⅴ 「文化系図」所収文書――付『秋田藩家蔵文書目録』原本等データ増訂  鈴木 満

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