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★予約★改訂新版 異神 中世日本の秘教的世界 Ⅰ 新羅明神・摩多羅神編

山本ひろ子/著
2024年11月下旬刊行予定
四六判/並製/408頁

神か仏か―――。御神格、像容、秘儀、祭礼など、摩訶不思議な世界にうごめく異形
の神仏の謎に迫る。大きめ活字と多くのふりがなで読みやすさを追求。註釈や資料、
詳細な索引も収録した決定版!
少部数の限定出版!

  • ★予約★改訂新版 異神 中世日本の秘教的世界 Ⅰ 新羅明神・摩多羅神編

  • ISBNコード

    978-4-86403-543-9

  • 販売価格

    3,500円(税抜) 3,850円(税込)

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  • 【目次】

    越境者たち―『改訂新版 異神』へのまえがき
    プロローグ――異神たちの「顕夜」へ
    第一章  異神と王権――頼豪説話をめぐって
    Ⅰ 『平家物語』頼豪説話の構成とモティーフ
     ⅰ 頼豪怨霊譚の位相
     ⅱ 史実と虚構のあいだ
    Ⅱ 呪殺された王――後三条天皇崩御譚
     ⅰ 神は「鳴動」した
     ⅱ 王家と山門・寺門
    Ⅲ 頼豪説話の成立
    Ⅳ 鼠の秀倉譚 
     ⅰ 頼豪鼠と日吉社・鼠の秀倉
     ⅱ 護因と後三条天皇(1)
     ⅲ 護因と後三条天皇(2)
     付論Ⅰ 赤衣の老翁・赤山明神
     付論Ⅱ 新羅明神来臨考――縁起と秘法をめぐって
     ⅰ 智証大師伝と新羅明神の渡来
     ⅱ 新羅明神と尊星王法――「三ヶ条の御本意」をめぐって
     付論Ⅲ 新羅明神の幻像を追って
     ⅰ 「御本国」での四つの本名――嵩山王・朱山王・松菘王・四天夫人
     ⅱ 「素髪の老翁」とスサノオ――疫神としての新羅明神
    第二章  摩多羅神の姿態変換――修行・芸能・秘儀
    序 謎の神・摩多羅神
    Ⅰ 叡山常行堂と摩多羅神
     ⅰ 常行堂と引声念仏
     ⅱ 秘法「天狗怖し」
     ⅲ 摩多羅神のトポロジー――常行堂を超えて
    Ⅱ  秘儀と摩多羅神――摩怛利神法と玄旨灌頂の世界
     ⅰ 摩怛利神法――七母天供養法と七鬼の呪言 
     ⅱ 玄旨灌頂と摩多羅神――「ふるまい」の本尊
     Ⅲ 修正会のなかの摩多羅神――秘法相伝と摩多羅神の「顕夜」
    はじめに――まぼろしの修正会から
     ⅰ 摩多羅神相伝と「天の祭」――多武峰の場合
     ⅱ 摩多羅神相伝と秘密の奥殿――毛越寺の場合
     ⅲ 摩多羅神の顕夜――日光山の場合
    終わりに――「神申し」の翁へ
    付論 日光山の延年舞と常行堂
    はじめに――日光山常行堂と摩多羅神
     ⅰ 倶舎舞と修正会――「延年舞」の源流を求めて
     ⅱ 教城院と光樹院――摩多羅神の奉斎者たち
    終わりに――甦った摩多羅神法

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