【特集】能登畠山氏――戦国北陸で躍進した雄族
戦国時代、能登国を170年にわたって支配した雄族・畠山氏。
在国支配、国外勢力との戦い、一族や家臣との抗争と、戦国大名が直面する多くの局面で、
他大名と一線を画す能登畠山氏のもつ特徴とはどのようなものなのか?
3代畠山義統~10代畠山義慶までの畠山氏当主の政治動向、上杉謙信の七尾城攻めの最新研究、
本拠・七尾城の構造、文化に深く関わる長谷川等伯の4つの論考から、能登畠山氏の全体像を紐解く。
さらに、2024年1月1日に発生した最大震度7に及ぶ能登半島地震における七尾城の被害状況にも言及する。
カラーグラフ 七尾城――北陸にそびえる堅牢な山城
城郭修覆図を読み解く (7) 越前大野城絵図
歴史ジオラマのせかい 和歌山城
武士の美 若狭国衆・田辺半太夫の当世具足