戎光祥研究叢書24　中近世移行期の大名権力と地域社会戎光祥出版

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戎光祥研究叢書24　中近世移行期の大名権力と地域社会

鈴木将典/著
2025年1月中旬刊行
A５判/上製/376頁

戦国織豊期（中近世移行期）の甲信・東海地域を事例に、大名権力と地域社会の構造を論じる。
徳川氏の支配、徳川氏の関東転封後の豊臣政権下での領国構造について、どのように転換または継承していくのかを見極め、この時期における権力と社会の関係の画期を明らかにする。

戎光祥研究叢書24　中近世移行期の大名権力と地域社会
ISBNコード

978-4-86403-560-6
販売価格

9,000円（税抜） 9,900円（税込）
販売開始日

2024/12/09

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【目次】

序章研究史と本書の目的

第１部豊臣大名徳川氏の領国支配と検地
　第一章天正十年代の徳川領国における年貢収取構造――遠州宇布見郷年貢勘定書の分析
　第二章「五十分一役」の再検討
　第三章徳川氏「五ヶ国総検地」再考
　付論一「筏乗免屋敷畠帳」について
　第四章甲斐における徳川氏の天正検地――「熊蔵縄」と知行割の分析

第２部徳川氏の従属国衆と支配構造
　第一章三河国衆としての深溝松平氏
　付論二徳川氏の領国検地と深溝松平領の画定
　第二章依田松平氏の信濃佐久郡支配
　第三章信濃国伊那郡虎岩郷「本帳」と検地帳の分析

第３部豊臣大名の検地と地域社会
　第一章豊臣政権下の信濃検地と石高制
　第二章豊臣政権下の真田氏と上野沼田領検地
　第三章仙石氏の信濃佐久郡支配と貫高制
　第四章石川氏の松本領検地に関する二点の史料
　第五章信濃国伊那郡殿岡郷「さし出し帳」と下殿岡村検地帳の分析
　終　章戦国織豊期の大名権力と地域社会の評価