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★予約★図説 菊池一族――戦乱の九州で信念を貫いた雄族の栄枯盛衰

阿南 亨 編著
2025年1月下旬刊行予定
A5判/並製/168頁

治承・寿永の乱、承久の変、蒙古襲来、鎌倉幕府滅亡、南北朝内乱、大保原の戦い、肥後国衆・豊後大友氏らとの激戦など、数々の危難を乗り越え、平安から戦国を駆け抜けた菊池氏。
南北朝の戦いでは征西将軍・懐良親王を支えて黄金期を築くなど、中世九州で光彩を放った名族の歴史をクロニクル形式でわかりすく解説。
最新研究で〝純忠〟の呪縛から解き放ち、新たな菊池氏像を提示する!

【執筆者】※掲載順
阿南亨/西住欣一郎/佐伯明日香/西坂知紘/鷲﨑有紀/末武希代子/中山圭

  • ★予約★図説 菊池一族――戦乱の九州で信念を貫いた雄族の栄枯盛衰

  • ISBNコード

    978-4-86403-605-4

  • 販売価格

    2,000円(税抜) 2,200円(税込)

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  • 【目次】

    Ⅰ 九州の雄族・菊池氏の誕生
     平安時代~鎌倉時代初期(則隆・経隆・経頼・経宗・経直・隆直・能隆)
      藤原氏後胤説や大宰府府官説など出自をめぐる論争
      肥後国で広大な領地を所有し勢力を拡大する
      養和の内乱――平家の九州支配に抵抗した六代隆直
      治承・寿永の乱と承久の変――滅亡危機をしのいだ菊池氏

    Ⅱ 蒙古襲来と菊池武房
     鎌倉時代(能隆・隆泰・武房・時隆)
      大友・北条との二重婚姻関係で肥後支配の要となる
      文永・弘安の役――モンゴル帝国(元朝)が博多湾に襲来
      虎の尾の尻鞘から判明した豊かな海外交易の様相
      竹崎季長の本貫地と菊池氏が蓄えた財力の由来
      恩賞の薄さに不満を抱く一族と武房の後継争い

    Ⅲ 鎌倉幕府の滅亡と建武の新政
     鎌倉時代末~南北朝時代初期(武時・武重・武敏・武士)
      武時が鎮西探題を襲撃、壮絶な討ち死にを遂げる
      武時の鎮西探題襲撃は天皇への「純忠の精神」だったか
      行き詰まる建武新政と「菊池千本槍」の誕生
      多々良浜の戦い──惣領不在の菊池を預かる武敏の苦闘
      惣領武重の帰還と勢いづく九州宮方勢力、そして武重の死
      険阻に拠って戦う菊池氏の最大の難敵となった合志幸隆
      「寄合衆内談事」の制定と一族が帰依した大智禅師
      一族庶家の統制に苦悩した十四代の武士が引退

    Ⅳ 征西将軍 懐良親王と武光の活躍
     南北朝時代(武光・武政)
      菊池一族史の中で最大の謎となった武光の家督継承
      征西将軍・懐良親王の西下と菊池武光との出会い
      観応の擾乱──九州の政情を一変させた尊氏・直義の争い
      北部九州の遠征で宮方勢力の優勢は確立し一色氏を駆逐
      大保原の戦い──自害を覚悟した懐良親王と満身創痍の武光
      武光と親王、お互いの命運を賭け大宰府征西府を樹立
      九州奪回を目指す管領の斯波氏経・渋川義行を退ける
      征西府の権力構造と武光の軍事的・政治的役割
      宮方最後の輝き〝大宰府〟陥落と武光・武政の死去

    Ⅴ 菊池武朝の苦闘
     南北朝時代後期~室町時代初期(武朝)
      あまりに重い武朝の家督相続と福童原の初陣
      水島の戦い──今川了俊が少弐冬資を騙し討ちし全軍撤退
      蜷打の戦い──賀々丸と良成親王が被った大きな敗戦
      託麻原の戦い──武朝・親王の執念で宮方勢力最後の勝利
      糧道を断たれ、ついに菊池本城陥落。武朝と親王は脱出
      彷徨う征西府と動揺する家中──「菊池武朝申状」から
      南北朝合一──親王は隠棲し束の間の平穏が訪れる
      武朝は了俊に寄り添い本領菊池の安堵を受ける
      袂を分かった良成親王・武朝の晩年と墓所について

    Ⅵ 肥後国守護となった菊池氏
     室町時代(兼朝・持朝・為邦・重朝)
      室町期に絶頂期を迎えた肥後・筑後国守護職の菊池氏
      幕の平の戦い──相良・阿蘇に敗れ失墜する守護の権威
      阿蘇社修造費用の調達、菊池氏を核とした支配領域が拡大
      菊池氏が肥後国内の統治秩序にはたした役割
      五山制度と菊池氏がはたした宗教的役割
      都で称賛! 為邦・重朝による菊池領内の文化・文教政策

    Ⅶ 戦国期の菊池氏──衰える権威と正統
     室町時代~戦国時代(能運・政隆・武経・武包・義武)
      菊池の正統は二十二代能運で途絶え庶家の政隆が継ぐ
      政隆が阿蘇・大友連合に敗れ捕縛のうえ安国寺で自刃する
      武包が死去──菊池氏系統の守護職が途絶えて大友氏が入嗣
      義武が甥の大友義鎮(宗麟)に敗れて守護家が断絶する
      菊池氏なきあとの肥後──旧臣は島津氏から豊臣秀吉配下へ
      肥後国衆一揆で戦国が終焉、加藤清正・小西行長の支配へ

    付章 菊池氏への敬慕と最新の遺跡発掘成果
     1 「嶋屋日記」「菊池風土記」が語る細川藩政下の菊池氏
     2 町人が継承した〝御松囃子御能〟は武光の凱旋を寿ぐ祝儀
     3 忠節者・菊池氏代々を顕彰する墓所に設えた亀趺の石碑
     4 隈府商人が語り継ぎ精神的支柱とした「隈府は五位の位」
     5 菊池氏の末裔たち──政界にも進出した一族の人々
     6 明らかになりつつある〝純忠・菊池氏〟の実像
     7 菊池氏の領主館周辺の景観を復元する
     8 中国との交易船や人々で賑わっていた菊之池A遺跡
     9 輸入陶磁器が物語る室町期菊池氏の権威と館


    【編著者紹介】
    阿南 亨(あなみ・とおる)
    1971年、大分県生まれ。
    別府大学文学部史学科卒。
    熊本県教育委員会嘱託、菊池市教育委員会嘱託を経て、現在、菊池市教育委員会勤務。
    主な業績として、「肥後国菊池における中世城館の再検討」(『史学論叢』第44号、2014年)、「所謂「菊池十八外城」に関する諸問題」(『肥後考古』第19号、2014年)、「隈部氏館跡・猿返城・米の山城」「菊之城・守山城・隈府土井ノ外遺跡」(『九州の名城を歩く―熊本・大分編―』吉川弘文館、2023年)、「菊池氏の起源と鎌倉時代の動向」「南北朝動乱期と菊池武光」「室町・戦国時代の菊池氏」(『歴史研究』716号、戎光祥出版、2023年)がある。
     

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